システム収納の本当の意味

日本ではシステム収納とユニット収納が、混同されています。これを整理するためには、システム収納の「社会との関わり」に着目する必要があります。システム収納の第一の特徴は、原料(パネル)から生産、施行、リサイクルまで、社会的なシステムとの関わりを考えることです。収納ボックスがシステマティックに組み合わされる、というだけではありません。こうした社会的なシステムを構築するのはドイツ人の得意分野で、これがドイツの国際競争力を支えている、といってもいいでしょう。

 

このシステムの根底にあるのが、統一された寸法体系です。例えば、システム収納のなかに32mmピッチの寸法体系を利用しているものがあります。そうすると、材料のパネルや製造機械をはじめ、金物、収納アクセサリーなどの全てに、世界中に流通している既存の製品が利用できます。

 

その最大のメリットは、ユーザーに低価格で高品質な製品を提供できるということです。規格の単位が統一されているので、既製品のシステム収納用パーツが全て利用できます。そして分解組み立てができるものであれば、引っ越しても持っていくことが可能です。また、工場設備も全て規格に添って揃えれば、とてもシンプルで効率的な生産ができるというわけです。

 

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