工務店に問い合わせる勇気。

 工務店や設計事務所は、いきなり電話していいのかどうかわからない。やっぱりテレビで見慣れたハウスメーカーに問い合わせる方が気楽かも。と思っている方も多いと思います。確かに、工務店や設計事務所にいきなり電話するのはちょっと勇気がいります。電話にでたその人が、いったい誰なのか?という不安もあります。それでなくても、工務店の社長さんなどは、一見話しづらそうだったり、口べただったりします…笑。ですがそれは人柄や腕前のよしあしとは関係のないことを、忘れてはいけません。

 

 ハウスメーカーの場合も、電話にでた人が誰かはわかりません。わからなくても「営業の◯◯です」と言われたりすると、なんとなくわかった気になります。肩書きの不思議ですね。メーカーの場合、最初に話を聞いてくれるのは営業マンです。しかし契約が成立して、実際の設計の打ち合わせなどに入ったら、今度は別の新しい担当者がやってきます。また、現場で施行するのは別の人です。つまり最初から最後まで、完成したのちも、一貫して自分の家の面倒をみてくれる人はいないのです。それぞれの引き継ぎをきちんとやってくれ、スムーズに行く場合は良いのですが、「聞いた聞かない」といった類のトラブルが起こってしまう可能性もあります。担当者がどんな人かというのは、気持ちよく家をつくるために実はとても重要ですが、それは蓋をあけてみなければわからないのがハウスメーカーです。メーカーは選べても、担当者までは選べません。

 

 工務店の場合、その規模は各会社さまざまですが、たいがい営業マンはいません。地域に根ざした信頼や、口コミで仕事をしているお店が多いからです。大工が法人化したものが工務店と考えればわかりやすかと思います。今は、設計施工を自社で行うところ、施行管理のみを行うところと、運営方法はお店によって違いますが、ハウスメーカーのように、担当者という名の窓口が行程によって変わるというようなことはありません。設計施工からメンテナンスまで、終始一貫してめんどうをみてくれるところが大半でしょう。

 

 電話1本で営業マンがカタログを持って飛んでくるハウスメーカーとは違いますが、最初に話をきいてくれた人の印象を判断基準にすれば、蓋をあけたときに「こんなはずじゃなかった」ということは防げると思います。

 

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