住宅における炭の効能について

炭を床下や室内に置くと、気持ちがいいのはなぜでしょう?

 

炭にさまざまな効能があることは、多くの事例やデータで知られてはいますが、その根拠となると、すべてが科学的に証明されているわけではありません。しかし、縄文時代の住居跡からも、炭を埋めたり置いたりした形跡が発掘されており、太古の昔から生活の知恵として、行われていたことは事実です。

 

化学的に証明されている例では、炭は多孔質で、湿気を吸収したり、活性炭などのように、臭いを吸着する性質があげられています。空気中の化学物質など、人体に有害なものを取り除き、空気を清浄にします。また、事例はありますが、その根拠は証明されていない例として、炭を部屋や床下に置いておくと「何となく気持ちがいい」と、多くの人が感じる、などがあります。

 

高温で焼いた炭からは、最近よく耳にする「マイナスイオン」が多く発生しています。さらに空気中のマイナスイオンの値を、安定させるという実験結果もでてきます。なので、気持ちがいいのだという説もあります。

 

では、そもそもマイナスイオンとは何か? マイナスの電気を帯びた酸素と、空気中の微小な水が結合したもので、滝のそばや波打ち際など、水が砕け散る場所や森林で、高い数値が測定されています。マイナスイオンは副交感神経に働きかけてストレスを和らげる、などと言われていますが、実際のところ人体に好影響を及ぼすという客観的なデータはないそうです。いま盛んに巷でいわれるマイナスイオン効果が、ウソかホントかの証明は実は難しいのです。炭を置くと気持ちがいい根拠も同じなのです。使う側が、科学的根拠と経験的事実の、どちらを重視するのかという問題になるでしょう。

 

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