珪藻土を選ぶコツ

珪藻土の左官材はここ数年でまたたくまに普及し、今や自然材料の代表的存在になりました。現在30社以上の材料メーカーがあり、実際どこの物がいいのか選ぶのが難しいです。

 

珪藻土の最大の特徴は、微細な気孔による調湿機能と、臭いや有害物質の吸着機能です。この機能を求めるなら(質感だけ珪藻土風でよければ別)、珪藻土を選ぶポイントは、以下の3点です。

 

 

1、珪藻土の含有率

珪藻土100%では壁に塗れないので、つなぎや骨材になる樹脂やセメントが混ざっています。珪藻土の含有率はメーカーによって様々で、たった数%しか入っていないものもあります。また樹脂の量が多いと、気孔を塞いでしまい、機能が低下します。

 

2、成分を表示しているか

上記の事を確かめるには、各成分の内容を確認する必要があります(公表しないメーカーもあります)。また色付けのための顔料に、有害な物質が含まれていないかも確認したいところです。次に珪藻土の産地によっても機能に差がある、と言われています。

 

3、機能は「質」に比例する

珪藻土の機能は、その「質」と塗った面積、厚さのバランスで決まります。吸湿性の高い珪藻土ならば狭い面積でも機能が発揮されます。質が悪い場合は面積を広く厚く塗らなければいけません。

 

 

以上、簡単にまとめてみましたが、珪藻土などの左官材は、コストの約8割が人件費だと言われています。そのため材料費は2割ほどなので、値段にこだわらずにいい材料を探した方が結局は得でしょう。もちろん建主や建築家が自分で塗る事も可能で、よりローコストに抑えることができます。

 

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